2019年9月28日(土)
[於:江戸川台・生涯大学校東葛飾学園講堂]
第9日目
<講義>
★「鉄道とともに発展した街・柏」講師:高野博夫氏
高野講師は、柏市文化課の職員として柏の文化財に関わっていますが、今回は柏市所蔵の古文書を示されながら、その歴史についてお話し頂きました。
土浦線計画図。
柏市の人口は、1926年18,018人から2019年425,396人へと23倍も増加し、街として劇的な発展を遂げているようです。その直接的な要因として、明治29年(1896年)柏駅が開設されたこと、またその後、現在の東武鉄道が入ったことで、東葛飾の交通の要衝となったことが挙げられました。
★「脳トレ!小学校算数教科書に挑戦しよう」講師:五十嵐一博氏
五十嵐講師は、淑徳大学教授として教職志望の学生を指導されていますが、今回は、現代の小学校における算数についてお話しいただきました。今時の小学校での教科書を観る機会はありませんが、我々の時代とは大きく変わっている様です。脳トレとして紹介いただいた一筆書きの見付け方については、小学校2年生で学んでいることにビックリです。良い刺激になったかと思います。
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鉄道開通当時の柏駅周辺の鳥瞰図。東口辺りはまだ街のていをなしていない様子が分かります。西口辺りも湿地の荒れ地だった様です。
一筆書きの見分け方。 |