○○事務所 本文へジャンプ
新聞・雑誌等から気になる・参考になりそうな記事をご紹介します。

健康記事

健康に関わる記事として、中野完二先生、同好の方々からいただいたコピーをはじめ自身の切り抜き資料をご紹介しています。

「お通じ」の改善

『お通じ体操でスッキリ』
読売新聞 2011年7月1日

便秘に悩む高齢者は多い。特に夏場は汗で体内の水分量が減って便も硬くなりがち。
便秘改善には適度な運動が欠かせない。ユニ・チャーム(東京)の「排泄ケア研究所」では排便を促すための「排便体操」を考案。寝たきりや車椅子の人でも実践できるよう工夫して、冊子やインターネット上で公開している。
・あおむけに寝た姿勢で両膝を抱える「膝かかえ」
・足を肩幅に開き、両手に1kgくらいの重りを持って左右にねじる「体感ねじり」
 ・・・このねじり体操は、太極拳のスワイショの動作に通じる。

『快便は生活リズムから 団塊世代 退職後はご注意』
読売新聞 2007年6月17日

便が出にくい、下痢をしやすいなど、排便で悩んでいる人はいませんか?心のバランスが崩れると異常が現れやすいので、便通は「健康のバロメーター」ともいわれます。退職して生活のリズムが大きく変わる団塊世代はとりわけ要注意です。

『脚力の衰えー転倒・骨折防ぐために水平足踏み法いかが』
新潟日報 1998年1月15日

高齢者が寝たきりになる原因は、脳梗塞などの病気よりも、転倒による骨折が多い。平衡感覚や視力の衰えとともに、脚力の衰えも転倒の要因だ。加藤内科(大阪市北区)の加藤治秀院長は、自身の経験から、脚力の衰えを防止するために、水平足踏み法を勧めている。
脚力の強化以外の効果もある。一つは、便秘の解消。もう一つは、血圧の安定とのこと。

                                                   このページのトップへ

太極拳の効果

『転ばぬ先のバランス訓練』
読売新聞 2010年6月29日

骨折は転倒によるものが多い。手首などに比べて、寝たきりになりやすいのは大腿骨頸部(太もものつけ根)の骨折で、8割以上が転倒によるものだという。
転倒は筋力とバランス感覚が衰えることで起こりやすく、「運動器」の機能低下が影響している。転倒を予防できれば、健康寿命をのばすことにもつながる。
いま、注目しているのが太極拳だ。ゆっくりした動きながら、筋力とバランス能力が向上し、転倒予防に効果があることがわかっている。

『太極拳が脳卒中既往者のバランス機能向上に有効』
Medical Tribune 2009年6月25日

脳卒中はバランス機能を障害し、転倒リスクを増加させうことがある。イリノイ大学(UIC,シカゴ)理学療養法科のHui-Chan教授らは、脳卒中既往者が中国武術で太極拳を行うことでバランス機能を改善できると発表した。

『太極拳 を調べてみました』
朝日新聞 2004年9月21日

太極拳の代表的な健康効果はやはり筋力向上だ。
九州大病院リハビリテーション部の高杉紳一郎講師は、太極拳は太ももの四頭筋と、すねにある前けい骨筋をよく使う。この筋肉は、つまづきそうになって足を踏ん張るときに活躍するものだという。
女性は一般的に閉経期を迎えると骨がもろくなりやすいが、太極拳を続けると骨密度の減少を抑えられるそうだ、と香港の研究グループが報告した。
また、ゆっくり体を動かす太極拳は、ひざへの負担が軽く心拍数も上がりにくい。

『高齢者には太極拳が効果 意外な血圧低下作用』
毎日新聞 ?年3月22日

ワシントンからの通信として、太極拳が高齢者の血圧を低下させる効果を持つことが、米ジョンズ・ポプキンス大の研究で分かった と。

                                                   このページのトップへ


『指まわし体操で脳を刺激。頭脳の発達を促して、ボケを予防』
週間女性

東大病院内科医師栗田昌裕先生は知的機能の働きを高めるひとつの方法として「指まわし体操」を考案。
「指まわしは、指やそのつけ根にあるさまざまな筋肉を使わないとできない、微細な協調運動です。指を早く動かしたり、器用に動かすことで、交感神経と副交感神経がバランスよく働くようになります」
指まわし体操は老化によって衰えやすい流動性知能の低下を防いでくれるというわけ。ボケには、原因不明のアルツハイマー病性痴呆と、血管障害による脳梗塞などが原因となる脳血管性痴呆症があります。栗田先生によると、「指まわし体操は、脳血管性痴呆の予防に有効といえます」

                                                   このページのトップへ


『現代病、腰痛こうして防ぐ』
某社健康管理室 1998年9月28日

某社の健康管理室から発行された資料です。
1.なぜ、楊津が起こる?
2.思い当たるのは、どの腰痛?
3.腰にやさしい生活のススメ  (1)姿勢  (2)生活


『腰痛 体操で痛みとサヨナラ』
朝日新聞 1998年9月3日

一生のうちで、腰痛を経験する人は八割を超すといいます。原因がよくわからないことが多い、やっかいで、ありふれた痛みから自力で脱出しませんか。
成蹊会岡田病院川上俊文副医院長は、「自分の腰痛の様子を知ること、痛みを取り、予防するために体操をしたり、自分の姿勢を見直したりすることが大切」と自己管理を強調する。中でも勧めるのが腰痛体操。筋力を鍛えて、背骨を十分に支えられるようにする筋力増強運動と、体を柔らかくして疲労を取り、故障が起こらないようにするストレッチ体操に二通りが必要だ。

                                                   このページのトップへ

大腰筋

『大腰筋 鍛え老化防止』
産経新聞 2004年4月19日

「大腰筋が衰えると、大腿部の引き上げ方が少なくなるためにすり足気味に歩いて歩幅も小さくなる。このため、ちょっとした段差でもつまずきやすくなり、転倒による骨折を引き起こしやすくなる。実は高齢者の寝たきりの要因として、脳卒中とこの転倒・骨折で約50%を占めるんです」と筑波大学大学院体育科学系の久野譜也助教授は話す。

                                                   このページのトップへ

五十肩

『五十肩 痛む時は動かさず安政に』
朝日新聞 2007年10月4日

五十肩は、「明らかな起因を証明しにくい初老期の疼痛性肩関節制動症」。
簡単にいうと、初老期で、程度は色々だが痛みがあり、手が上がらないなど肩関節の動きが制限されるが、原因がわからない場合だ。

                                                   このページのトップへ

唾液

『ドライマウス 軽視は禁物』
東京新聞 2015年2月3日

・「多様な原因で唾液減少」との見出しで、唾液が減ることについて警鐘を鳴らしています。
「唾液が減って口の中が乾燥し、痛みや口臭などの原因になるドライマウス(口腔乾燥症)。命に関わる症状ではないと軽視されがちだが、重症化すると感染症にかかりやすくなる恐れもある。」と



「攪舌呑津」
中野完二著
『楊名時太極拳のための中野式準備運動と顔の周辺のマッサージ』

舌を動かして口の中をかき混ぜ、唾液(津液)がでてきたら、呑(飲)み込んでいく、という気功の重要な鍛錬法の一つである。
「・・唾液中には、発がん性物質の毒性を弱めるペルオキシターゼや、抗菌作用、老化防止などの酵素もあるだけでなく、よく噛むと少量で血糖値が上昇、満腹感が得られ、肥満の防止にもなるのです。」と

『若さは口から』
読売新聞 2009年1月

・唾液分泌量 老いの指標
 鶴見大学歯学部斎藤一郎教授のコメント
 「口の老化は生活の質を低下させ、全身の老化につながる。」
 「唾液こそ健康の秘薬」
・舌の運動で病気知らず
 公立甲賀病院富永芳徳院長のコメント
 「口の状態が良ければ、食べることを楽しめるし、気兼ねなく口を開けて笑える。生きる喜びが生まれることも、大きいのではないか」

『だ液せん刺激法』
読売新聞 1998年7月4日

だ液には、食べ物を消化させやすくするほか、かんだり飲んだりするのを助けたり、細菌の繁殖を防いで虫歯や歯槽のうろうを予防したりする働きがある。しかし、耳下せん、顎下せん、舌下せんの3つからなるだ液せんは、加齢で機能が衰え、分泌量が減る。軟らかい食べ物ばかり摂取してよくかまない食習慣や薬によっても減少する。しかしこの機能は、だ液せんや関連する筋肉を刺激することで、ある程度回復することができる。

                                                   このページのトップへ


『大丈夫か青色LED』
東京新聞 2015年2月16日

スマホの画面は、青色と黄色の光を混合した白色LEDの輝きにより、明るく見やすくなっているが、青色光は、波長が短くエネルギーが高いことが特徴で、角膜や水晶体を通り、目の奥の網膜まで達し、活性酸素を発生させてそこに障害を起こす可能性があるとのこと。また、青色光は、本来は昼間の日光にしか存在しないものであることから、夜間も多量に浴びると人間の日周リズムに影響をあたえるとの報告もある由。
便利なものもその使いようが問題になるようです。注意が必要です。


『「眼保健操」で視界良好』
夕刊フジ 1998年9月22日

中国の中学校では、授業前や授業後に「眼保健操」という目の体操を、全員で行っているそうだ。この体操は、教科書にも記載されているほど。効き目があるゆえに、政府が奨励しているらしい。
・ツボを刺激して血流を促進

                                                   このページのトップへ


『顔 心身ととのえいい表情』
朝日新聞 1999年1月21日

「顔は履歴書」「顔は人の看板」といいます。
顔訓13カ条(島原博東大教授作成)
第1条 自分の顔を好きになろう
第2条 顔は見られることによって美しきなる
第3条 顔はほめられることによって美しくなる
第4条 人と違う顔の特徴は、自分の個性と思おう
第5条 コンプレックスは自分が気にしなければ、他人にも気づかない
第6条 眉間にしわを寄せると、胃にも同じしわができる
第7条 目と目の間を広げよう。そうすれば人生の視野も広がる。
第8条 口と歯をきれいにして、心おきなく笑おう
第9条 左右対称の表情づくりを心がけよう
第10条 美しいしわを人生の誇りとしよう
第11条 人生の三分の一は眠り。寝る前にいい顔をしよう
第12条 楽しい顔をしていると、心もたのしくなる
第13条 いい顔、悪い顔は人から人へ伝染する




                                                   このページのトップへ

老化

『増える転倒死、交通事故死超え』
東京新聞 2014年7月1日

「交通事故死を上回る年間7千人超の死亡につながっている『転倒』を減らそうと、予防策の普及に取り組んできた医師らが4月、日本転倒予防学会を発足させた。」との記事が掲載されました。
また、生活の中で無理のない運動が不可欠として転倒予防体操の一部も紹介されていました。
記事の中で、「高齢者が楽しみながら続けられるプログラムとして太極拳を応用したリズム体操、・・・」と、太極拳の効用もありました。

それにしても、交通事故死より転倒死が多いとのことには驚かされました。




『その衰えフィレイルかも?』
東京新聞 2014年6月22日

「フレイル」は弱々しさを意味するFrailtyを基にした造語で、介護が必要になった状態と、健康の間の「衰えの段階」にいる人を、老年医学会がこう呼ぼうと提唱している由。
「メタボ」が流行語として浸透し肥満への警鐘効果があったことを意識して、「フレイル」が認知されれば、その予防や改善に努力する人が増えることを期待しているとのこと。・・・ですが、如何なものでしょうか?
予防・改善法:
 ①タンパク質を中心にビタミンやミネラルを摂る。
 ②定期的に運動する。
 ③手術後は、適切なリハビリを受ける。
 ④筋力の衰えなど定期的に身体能力を測定する。
 ⑤内服薬の多い人は医師のアドバイスを受ける。
 ⑥病気になると身体能力が急激に衰えるので感染に気を付ける

『老化はバランス感覚に現れる』
朝日新聞 2007年9月1日

聖路加国際病院理事長の日野原重明先生のメッセージ。
年をとるとバランス感覚が鈍くなり。筋力も低下するので、誰かと少しぶつかっただけで倒れやすくなります。
50歳を過ぎると骨の細胞やカルシウム量が目立って減り始め、骨粗鬆症にかかる人が増えます。
日本は世界一の長寿国といわれていますが、100歳以上の長寿者の健康状態を欧米人と比べると、日本人は介護の重度の高い人が多いのも特徴です。
正しい姿勢でかかとから足を地につけ、他の足を前に投げ出すように歩くことをおすすめします。


                                                   このページのトップへ

ロコモティブシンドローム

『歩行など日常の運動機能低下「ロコモ」知って防ごう』
日経新聞 2013年11月28日

ロコモティブシンドローム:筋肉や骨、軟骨、椎間板などの運動器のいずれか、または複数に障害があり、歩行や階段の上り下りなどの移動能力が低下した状態を指す。主に、要介護や寝たきりになる危険性の高い状態にあるか、もしくは既にその状態にあるのがロコモだと定義されている。
2025年には団塊の世代の半数が75歳以上となり、医療費や介護費などが膨れ上がる「2025年問題」が到来する。
名戸ヶ谷病院の大江隆史院長は「高齢者を支えるハード、ソフトを急速に増やすのは難しい。25年に向けて高齢者は自分で健康になる努力が必要」と訴える。




                                                   このページのトップへ

ヒートショック

『冬に怖~い ヒートショック』
東京新聞 2014年2月5日

ヒートショックは、急激な温度変化で血圧の上昇や下降。脈拍の大きな変動などが起こり、健康被害をもたらす現象。冬に多く、失神や心筋梗塞、脳梗塞などにつながる可能性がある。
ヒートショックを防ぐには、「温度差をなくす努力をすること」と東京健康長寿医療センター研究所の高橋龍太郎副所長は話す。
逆に、食事の直後や飲酒時の入浴は避けたい。



                                                   このページのトップへ

食事

『安全・効果に?続々』
東京新聞 2015年6月3日

「『機能性表示食品制度』が4月から始まったが、届け出のあった食品の中にも効果や安全性が疑わしいものが多数あるとの指摘がでている。早ければ今月中旬にも販売が始まるが、市民団体などは『もともとの制度に欠陥がある』と批判している。」
との報道があった。
去る、4月27日、柏シルバー大学院研究課程2学年の講義で、「日常の食生活で知っているようで知らないことー食品に関してー」と題した延原昭男講師による講義を受講しました。その際、講師からも充分注意が必要とのご指摘がありましたが、それが現実的なものとなっているようです。

『ビタミンD 不足に注意』
東京新聞 2014年5月31日

「ビタミンDの欠乏による乳幼児の低カルシュウム血症や、足などの骨が曲がって変形する、くる病が増えている。」
との報道があった。
栄養状態が良い現代でなぜ増えているのか?



『ドイツでビール離れ』
読売新聞 2014年4月15日

「世界屈指のビール大国ドイツでびーるの需要が年々減少する一方で、ノンアルコール型の消費量が右肩上がりで増えている。飲酒に対する社会の意識変化と健康志向の高まりが背景にありそうだ。」
との報道があった。
昨年、痛風を発症した我が身も、今ではビールといえばノンアルコールタイプを愛飲しています。

                                                   このページのトップへ

リフレッシュ

『働きアリも休んでる』
東京新聞 2014年4月25日

「職場での人員削減が著しいこの時世。『少人数で効率的にやれ』という掛け声は、どの社会でも大きい。だが、ちょっと待て、そんな働き方でいいのjか。生物界では最も働き者とされる『働きアリ』の知恵に学びたい。」
との記事を読みました。
現役時代、働き続けた自身の実感からも休息は必要なものと思います。



                                                   このページのトップへ

健康寿命

『健康日本21(第2次)の推進に関する参考資料』
2012年7月

厚生労働省(厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会、次期国民健康づくり運動プラン策定専門委員会)から発表された資料に、
「平均寿命と健康寿命との差は、日常生活に制限のある『不健康な期間』を意味する。平均寿命と健康寿命の差は、平成22年で、男性9.13年、女性12.68年である。今後、平均寿命の延伸に伴い、こうした健康寿命との差が拡大すれば、医療費や介護給付費の多くを消費する期間が増大することになる。疾病予防と健康増進、介護予防などによって、平均寿命と健康寿命の差を短縮することができれば、個人の生活の質の低下を防ぐとともに、社会保障負担の軽減も期待できる。このように、持続可能な社会保障制度にも資する新たな国民健康づくり運動を展開するという視点は極めて重要である。」
との記載がありました。
厚生労働省にとっては、社会保障制度に資する点が重要なのでしょうが、我々自身の身にとっては、それ以上に、健康な生活が維持できることが重要ではと思う次第です。
健康太極拳を生涯スポーツとしてこれからも続けて行きたいと思うところです。

もっと詳しくは、「健康日本21(第2次)の推進に関する参考資料」を参照ください。





                                                   このページのトップへ

コレステロール

『悪玉じゃなかった』
東京新聞 2015年5月16日

厚労省「コレステロールと食事 無関係」との見出しとともに、「血中コレステロール値を気にして食事を制限している人に朗報だ。厚生労働省が今年改訂した『食事摂取基準2015年版』で食事制限との科学的相関関係が認められないことから高コレステロール食品の基準を削除。日本動脈硬化学会も今月、これを追認した」との報道がありました。
また、「一部の例外もあるが、総コレステロール値は高い方が死亡率は低く、がんや感染症にもかかりにくい。健康で長生きするには、肉などをしっかり食べて、ご飯などの炭水化物を抑え、空腹時に運動することの方が効果がある。コレステロール値に過剰反応しないほうがいい」との東海大学医学部名誉教授のコメントも掲載されていました。

                                                   このページのトップへ

生活記事

身のまわりの生活全般に関わる情報・記事をご紹介します。

福祉

『介護マーク』
東京新聞 2017年9月6日

介護が必要な妻のトイレに夫が付き添ったり、女性物の下着を買ったりーー。
そんな周囲の理解が求められる場面で頼りになるのが「介護マーク」。静岡県が6年前に全国に先駆けて作成して以来、国の後押しもあって各地にひろまりつつある、との記事がありました。
確かに、介護の付き添いとはいえ、男性が女性のトイレに入ってゆくには、戸惑いがありますが、このマークを身に付けていれば周囲の理解も得られ、お互いに嫌な気持ちになることは少ないのではと思います。
全国の市町村に広がって欲しいものです。

介護マーク


『白杖SOSシグナル』
東京新聞 2015年12月8日

視覚障害者が困っている時のサインとして、「白杖SOSシグナル」が考案されて40年近くがたつが、一般的に知られておらず、社会福祉法人日本盲人会連合会がその普及推進に努めているとの記事がありました。
障害者に関するマークについては、内閣府のホームページに掲載されているとのことですが、この記事を読んで初めて知りました。
また、記事のなかで、歩きスマホの人がぶつかったりして白杖が折れるトラブルも起きていること、点字ブロック上の障害物、道路工事での歩道の変更等t、健常者には何でもないことが、視覚障害者の感覚を狂わせるとの指摘もありました。

日本盲人連合会推奨マーク


                                                   このページのトップへ

生涯学習

『老いてますます学ぶ』
東京新聞 2015年2月23日

「シニア向けの『大学』への志願者が順調に増えている自治体がある。学ぶ喜びが生きがいになり、それが地域での交流や活動にも生かされている。そうした機会や場の提供をもっと増やしたい」
との社説がありました。
千葉県生涯大学校はもとより現在お世話になっている、柏シルバー大学院は、正しくこの記事のとおり、シニアが学ぶ機会を提供してくれています。
仲間がどんどん増えることを期待します。




                                                   このページのトップへ

成年後見人

『高齢者の金融資産管理』
東京新聞 2014年9月18日

「意識不明の夫に代わって株を売却するには、家庭裁判所で成年後見人を選任する必要があり、手続きに数カ月かかる。認知症のため、自分で判断できない高齢者の定期預金なども同様に簡単には解約できないため、専門家は「特に高齢者は資金の名義を事前に分けておくことなどの対策を」と提案する。」
との記事がありました。
確かに日頃から金融資産についての話を家族としておかないと、万一の際にはどこに預けているのか、何を持っているのか等々、一から捜すことの無いように整理しておくことは最低限必要ですが、この記事のように、事前に名義を分けておくことは、いつやるのかもふくめ現実にできるのか、チョット悩ましい問題だと思います。




                                                   このページのトップへ

暮らし

『スマホネグレクト』
東京新聞 2017年9月15日

「親にとって、子育ての情報交換や収集に欠かせないスマートフォン。ただ、次から次に目に飛び込んでくる情報を追っているうちに熱中し、子どもに目をかけなくなっては本末転倒だ。最近は、親がスマホに夢中になり、子どもを無視してしまう『スマホネグレクト』という言葉も使われるようになってきた。」との記事がありました。
今や子供から高齢者までスマホを持っている時代ですが、その使い方に問題があるとの警告です。
親子の信頼関係を築くためには、親は子の目を見て気持ちを込めて答えることが重要で、そうでないと、子どもに周囲の人に愛着を感じられない「愛着障害」が生じる恐れがある。愛着障害が起きると社会性を欠いたりする。また、共感する力が乏しい大人が増えると、自分の親が年老いても無関心な人が多くなる。社会の支え合いが崩壊すると精神科医も危惧しているようです。


『「足るを知る」豊かな老後』
東京新聞 2014年9月13日

「年齢とともに増えた物を整理し、若いころより小さな空間で暮らす。そんな暮らしの「ダウンサイジング」で、生活が豊かになったという女性たちがいる。元気なうちに人生の後半を考え、老後を身軽に、無理なく生きられるようにーー。」との記事がありました。
断捨離(ダンシャリ)が話題となって久しいですが、我家でも定年退職後、少しは整理したもののなかなか進まないのが現実ですが、再度、頑張らねば。。。と思うこの頃です。



                                                   このページのトップへ

菜根譚

『東洋の知恵 「菜根譚」 に学ぶ』
東京新聞 2014年5月31日・6月7日

著者は明代末の人、洪応明(字は自誠、号は還初道人)で、儒教・道教・仏教の三教を兼学し、前集・後集あわせて357の清言を収録している。
菜根譚という書名は、朱熹の撰した「小学」の善行第六の末尾に、「汪信民、嘗(か)って人は常に菜根を咬み得ば、則(すなわ)ち百事做(な)すべし、と言う。胡康侯はこれを聞き、節を撃(う)ちて嘆賞せり」という汪信民の語に基づくとされる(菜根は堅くて筋が多い。これをかみしめてこそものの真の味わいがわかる)。

日本での刊行は1822年。愛読者は、思想界はもとより、政財界やスポーツ界などの日本の各界各層にわたり、静かに読み継がれている。
菜根譚が示すものは、一口にいって、「君子としての心の在り方と身の処し方」。



                                                   このページのトップへ

地域活動

『自治会脱退トラブル』
東京新聞 2014年9月16日

「住民が自治会を抜けたところ、家の周りの街灯が外されるなどして、従来のサービスが受けられなくなった。高齢で役員が務まらないと脱退する住民に対し、資金確保のため脱退を食い止めたい自治会側。市は住民同士の問題と積極的な介入を避けているが、これでいいのか?」
との報道がありました。
高齢化が進む住宅地の今後の課題の一つかと思うと他人ごとではありません。自治体がもっと積極的に係わるべきではないのでしょうか?




『お年寄りの足 快走』
東京新聞 2014年7月30日

「足腰の弱ったお年寄りの外出をどう支えるか。一つの取り組みとして、都内の団地で始まった自転車による送迎事業が間もなく5年を迎える。これまで乗せたお年寄りは延べ1万人以上。年を取っても暮らせる地域づくりのインフラとして定着を目指す。」
との報道がありました。
この団地の高齢化率は、46.8%で、全世帯の四分の一は、お年寄りの一人暮らしとのこと。我が住む街の高齢化率は分かりませんが、他人事ではないことは確かだと思います。





『地域の未来創る一歩』
東京新聞 2014年7月16日

「『団塊世代は好奇心旺盛な人ばかり。ここに来ることで中高年が元気になれば、周りも元気になる。これこそ地域の力だと思います』。地域の未来は、中高年の『一歩』にかかっている。」
との報道がありました。
NPO法人「静岡団塊創業塾」を紹介する記事ですが、我が街にもその必要性を感じるところです。




『男性シニアの地域デビュー』
東京新聞 2014年5月31日

「『団塊の世代』が定年に達し、男性シニアが大挙して地域に戻ってきている。現役時代は会社との往復で近所つき合いも薄かったが、元気な彼らは地域の潜在力だ。住みやすい町をどう作るか。その未来は、男性シニアの『地域デビュー』にかかる。」
との報道がありました。
まさしく自分自身の事ではありますが、まだデビューできていません。






                                                   このページのトップへ

子どもの幸福度

『子どもの幸福度』
東京新聞 2014年3月3日

新聞によると、日本の子どもの幸福度は先進31か国中6位だが、「物質的豊かさ」は21位、「健康と安全」では16位。ユニセフと人口問題研究所が共同でまとめた報告書の中で、経済大国日本の子どもの貧困とその深刻さ、さらに低体重で生まれる子どもの多さが際立っている、とのこと。
<隠れた貧困>
「物質的豊かさ」は、マイナスをしました。
日本では飢えたり、路上生活に追い込まれる子はまれだが、小中学校で昼の給食を唯一の栄養源とする子が少なくないとのこと。
<乳児の不安>
2500グラム未満の低体重で生まれる子の割合が、先進27カ国中、最も高く、総数も30年間で倍増している。
日本では保護者をまず働かせようとするが、非正規雇用や女性の低賃金の中では、根本的な解決につながらないのではとの意見もある。
出生体重は乳児の生存と健康な成長を決定する重要な要因。
増加要因は不明ながら、高齢出産、やせすぎた女性の増加などが要因に挙げられている。



                                                   このページのトップへ

民生委員

『寄り添う民生委員 上・中・下』
東京新聞 2013年12月22日・23日・24日

「地域福祉の世話役として、きょうも民生委員が駆け回る。
今月、3年に一度の改選を迎え、全国で20万人余が委嘱された。
人のつながりが薄い現代だからこそ「あえて、おせっかい焼きでいたい」。役割が増え、なり手は不足するが、無給の奉仕を責任感が支える。ご近所を見守り、困り事に寄り添う姿を、東京の街で追った。」
として、三日にわたり連載されました。





『都市部 より多忙に』
東京新聞 2013年10月8日

高齢者らの見守りや災害時の要援護者対策など役割が増す民生委員。活動日数が増える一方で、なり手不足などの課題は、都市部を抱える首都圏で顕著に表れている。

『12月改選、なり手不足深刻 広がる活動 負担重く』
東京新聞 2013年10月7日

ご近所の相談役ともいえる民生委員が12月、3年に一度の改選を迎える。一人暮らしのお年寄りや、生活保護世帯などの生活弱者と行政をつなぐ役割を担うが、無報酬のボランティアということもあって、なり手不足が深刻な課題だ。年々、活動の幅が広がる一方で、都市部を中心に定数割れが続いている。

                                                   このページのトップへ

医療

『医療費38兆円超』
東京新聞 2013年9月11日

「厚生労働省は10日、2012年度に病気やけがの治療で全国の医療機関に支払われた医療費が概算で38兆4千億円に上り、10年連続で過去最高を更新したと発表した。
前年度比で6千億円増え、伸び率は1.7%。一人当たりの医療費は初めて30万円を突破した。」
との報道がありました。
自分自身の健康を維持して医療費の低減に貢献したいと願うのみです。



                                                   このページのトップへ

お店・新製品

『結ばない靴ひも人気』
東京新聞 2014年10月5日

「船橋市金杉の家電製品の開発販売会社が、畑違いのユニークな商品で売り上げを伸ばしている。」
との記事がありました。
ランニングが趣味の社長が、フランス製の同種の靴ひもを購入したが、使いづらかったのが開発のきっかけで、2年間、試行錯誤、百種類のサンプルを経て今の形に辿り着いた由。
実は、私も愛用しています。
なかなか履き心地は良いように思います。


『自治体アンテナショップ 相次ぐ開業・新装』
東京新聞 2014年6月1日

「首都圏から地域情報を発信するため、特産品販売や観光案内などの拠点となる自治体のアンテナショップ。こ数年、新規出店や移転・店舗拡張が相次いでいる。」
との報道がありました。
銀座界隈、日本橋界隈に多くのお店が集まっているので一日でいろいろなお店を回ることができます。現役時代日本各地を訪れましたが、その際味わった各地の名産品を楽しむことができるのが魅力です。



                                                   このページのトップへ

詐欺

色々な手口が有りそうです。自衛あるのみです。

詐欺・ウィルスメールにご用心!!
『ご注文ありがとうございました。』
2017年11月24日

本日、変な電子メールを受信しました。新手のウィルスメールのようで、ネットで調べてみると、全く同じメールが出回っているようです。ご用心ください。
 ・実在の会社名が使われている。
  この会社のホームページでもこの手のメールへの注意喚起がなされていました。
 ・「もっと詳しくの情報はこちら」にリンクが張られており、ここをクリックするとウィルスサイトへ接続されるみたいです。
 ワードの添付文書が添付されている場合も有るとのことで、その場合、文書を開くとウィルス感染してしまうようです。
身に覚えのない高額注文で、つい確認したくなってしまう心理をついてます。

ウィルスメール全文

『新種ウィルスご用心』
東京新聞 2014年11月4日

「インターネットバンキングの不正送金を防ぐため『ワンタイムパスワード』を破る新種のウィルスが今春以降、国内で広がり、少なくとも全国17の銀行のネットバンキングで確認されている。専門家はワンタイムパスワードを過信しないように呼びかけている。」
との報道がありました。
コンピュータウィルスについては、イタチの追いかけっこの如く、次から次に新しいものが出てきます。ウィルスを作る人の知能の高さに感心しながらも、その知能をもっと社会に役立つものに使ってもらえないのか?お願いしたいものです。
必要もないのに取引用パスワードの確認画面が出てくるのは要注意のようです。




『高齢者標的 送り付け詐欺』
東京新聞 2014年7月28日

「高齢者を狙って注文を受けていない健康補助食品などを一方的に送り付け、代金を支払わせる『送り付け詐欺』で、今月、健康食品販売会社の元従業員ら8人を逮捕した。」
との報道がありました。
また、犯人グループは標的を高齢者らに絞るために、流出する名簿を活用しているとのコメントがありました。
「ベネッセ」の個人情報流出事件があったばかりですが、悪い業者の手にそのデータが渡らないことを願うしかありませんね。
我々としては、「身に覚えのないものは断固拒否」することが必要ですね!






『「届かぬ」「偽物」トラブル急増』
東京新聞 2014年7月3日

「インターネットでの商品購入をめぐり、トラブルが急増している。多くの場合、サイトは日本語で表示されているものの実体は海外にあり、海外取引。日本国内の法律が適用されないため、被害回復は困難だ。消費者は詐欺的なサイトかどうかを見極める力を持って自衛するしかない。」
との報道がありました。
極端な値引きや、サイトの日本語が不自然な場合は、要注意のようです。



『覚えのない「配送通知」メール』
東京新聞 2014年7月3日

商品を注文していないのに『注文受付け』メールが届き、キャンセルの場合にはとして不審なホームページへ誘導され、そのホームぺージを開いただけで不正請求を受けたりする事例の紹介がありました。
「心当たりがなければ対応しない」のが最善策とのこと。



                                                   このページのトップへ

ネット講義

『大学ネット講義』
東京新聞 2014年7月3日

「入学試験の関門を突破しなくても、高い学費を払わなくても、大学の講義を受けられる。そんな高等教育サービスの行方が注目されている。学びの門戸を開放し、知の民主化を進める契機としたい。」
との報道がありました。

実は、すでに利用しています。
皆さんも参加されてはいかがでしょうか。

                                                   このページのトップへ

省エネ

『知ってる? 正しい水の出し方』
東京新聞 2015年5月16日

「水道レバーの使い方を多くの利用者が勘違いしている、という調査結果を東京都の外郭団体・都地球温暖化防止活動推進センターがまとめた。」との報道がありました。
家庭に普及しているシングルレバー混合栓について、調査した8割の人が勘違いしていたとの驚くべき事実です。
実は、私も勘違いしていた一人でした。
要は、右端より少しでも左ならお湯を使うことになり、水を使っているつもりでも、実はエネルギーを無駄に使っていることになるようです。

念のため、TOTO㈱のホームページを拝見したところ、省エネタイプが既に出ていました。
従来型のシングルレバー混合栓     エコタイプの最新型
    
水とお湯をしっかり使い分けして、お湯の無駄使いを防げば、かなりの省エネが期待できそうです。






                                                   このページのトップへ

科学技術記事

気になる科学技術関連の情報・記事をご紹介します。

最新装置、設備

『世界最速で農薬分析』
東京新聞 2016年1月11日

「約500種類の残留農薬を50分で分析する世界最速の装置を備えた一般社団法人食の安全分析センターが今春本格稼働する。」「宮崎県総合農業試験場や島津製作所は大阪大や神戸大の協力も得て開発。」
との記事がありました。
一般的に3~7日かかっている分析を、2時間で処理できる「宮崎方式」がすでに宮崎県では実施されているが、それを更に進化、全自動化したもので、農産物の出荷前検査として力を発揮できるとのこと。このような分析装置を備えた「食の安全分析センター」が各地に設けられるといいですね。





『トンネル欠陥 瞬時に見抜く』
東京新聞 2016年1月11日

「レーザーを照射し、トンネルのコンクリート内部にあるひび割れなどの欠陥を高速で見つけ出す検査技術を日本原子力研究開発機構などのチームが開発した。」との記事がありました。
JR西日本などが既にレーザー検査装置を開発しているが、今回開発された装置は、計測速度を50倍高速化したとのこと。
高度経済成長期に建設され、老朽化が進んでいるコンクリートを使ったインフラの保守管理には必須の技術だと期待しています。

『「水不要」「海水OK」消防車』
東京新聞 2016年1月11日

「モリタホールディングスは、阪神大震災当時に水不足で消火活動に支障が出たことから、少量の水でも活動できる消防車を開発した。海水でも対応が可能になり、水をを使わないタイプも発売。震災を経験した地元企業として『究極の消防車を全国に走らせたい』と意気込む。」との記事がありました。
阪神大震災後開発されたのは、ポンプ内で少量の水と消火薬剤を混ぜ、空気を圧入し泡を作る「圧縮空気泡消化システム」でしたが、東日本大震災で、海水を使うとこのシステムが機能しなかったことから、今回更に改良が加えられたとのことでした。
全国に普及させたい技術ですね。

                                                   このページのトップへ

資源

『人工光合成で水を分解』
東京新聞 2015年4月1日

「太陽光の力で水を水素と酸素に分解。これまで0.2%が最高だった太陽エネルギーの水素への変換効率を2%にできた。」
との報道がありました。
この技術を開発した、東京大学の教授の話では、2021年までには、変換効率10%を目指すとのこと。
人工光合成の技術に大いに期待したいですね。

『先端技術で資源収穫』
東京新聞 2014年9月13日

「農業の現場で捨てていた廃棄物から、ハイテク素材を生み出す挑戦が始まった。世界をリードしてきたナノテクノロジー(超微細技術)で、山林や田畑に「眠る資源」を掘り起こす。期待は大きいが、農産物は収穫時期が限られていることや天候によって品質にばらつきが出るなどのハードルも。課題は少なくない。」
との報道がありました。
期待したい技術ですね。

                                                   このページのトップへ

コンピューター

『ハイテク』
東京新聞 2014年8月9日

「夏休みも中盤。自由研究に本格的に取り組み始める子どもたちも多い時期だ。今年は、3Dプリンターやレーザーカッターなど、今どきの技術を駆使した自由研究イベントが人気を集めている。」
との報道がありました。
最新技術が身近に学べる時代となったのを感じます。子供たちが大人になったとき、どんなことにこれら技術が使われているのでしょうか?
今や3Dプリンターは10万円以下で買えるようになり、個人利用が簡単にできる時代です。3D加工ソフトも簡単に作れるようになり、趣味の世界でもその利用は進むかと思います。
新しいもの好きな人には、刺激的なアイテムではと思う次第です。




『平面から立体ロボ』
東京新聞 2014年8月8日

「形状記憶素材を使い、平らな板の状態から複雑な立体構造に自分で変更するロボットを試作したと、米ハーバード大などの研究チームが8日付けの米科学誌サイエンスに発表した。」
と報じられています。
日本の折り紙にヒントを得たもので、アニメでおなじみのトランスフォーマーを思わせる技術とのことです。今後の成り行きが楽しみです。







『個人データ 同意なしで提供可能に』
東京新聞 2014年6月20日

「政府のIT総合戦略本部の検討会は、19日、インターネット上などに蓄積されている個人関連データの取り扱いルールを定めた大綱案をまとめた。商品の購買履歴などの一部データは、本人の同意がなくても匿名化を条件に外部への提供を認めることを明記。」
と報じられています。
個人情報の不正利用については、一般人の常識をはるかに超える方法で行われることは必至と思いますが、不正利用監視する第三者機関を設置しても本当に防げるのか大いに疑問です。





『ビックデータ 売買される膨大な個人情報』
東京新聞 2014年6月13日

「インターネット上の購買履歴やスパートフォンの位置情報などを集めた『ビックデータ』をビジネスで活用する動きが広がっている。膨大な個人情報の蓄積は、監視社会につながる危険性が常にある。プライバシー保護をどう担保するのか。政府によるルールづくりは大詰めを迎えているが、多くの懸念が残っている。」
との報道がありました。
ビックデータは、社会に役立つデータであればと思う一方、監視社会の出現を生む危険性も感じてしまいます。今後の展開が気になるところです。



『20XX年の人類 機械進歩 脳を超える』
東京新聞 2014年4月21日

「『2045年問題』が、研究者の間で注目されている。今の調子でコンピューターが進化していくと、今世紀半ばに、全人類の知能を追い越してしまうかもしれないのだ。そのとき、人間はすばらしく賢いコンピューターを操ることができるだろうか。」
と、今後のコンピューターの発展の成り行きとそれにどうかかわれるかが気になるところです。



                                                   このページのトップへ

地震・火山噴火

『噴火予知に火山透視』
東京新聞 2015年1月1日

「火山内部をエックス線写真のように撮影できれば、噴火予知ができるのではないか・・・・・。宇宙から地球に降り注ぐ宇宙線を利用した『火山透視』の研究が今年本格化する。」
との報道がありました。
これまで遺跡調査などで活用され出したミュー粒子を使って、浅間山や薩摩硫黄島、霧島新燃岳で短期間ながら試験が行われて、噴火予知の可能性を確認した由で、先ずは全国で最も危険な火山の一つである鹿児島県の桜島で一年かけて本格的な実験が開始されるとのこと。
また、ミュー粒子では難しい、水蒸気爆発の予知には、地中の水分に反応するミュー粒子とは別の宇宙線についてもその基礎研究が開始されるとのことです。
火山大国である我が国にとってこの技術が確立できることを期待します。




『シェール採掘 地震誘発説』
東京新聞 2014年7月4日

「米南部オクラホマ州で数年前から多発している地震は、シェールガスやシェールオイルの採掘に伴う大量の廃水が地中に捨てられて引き起こされたとする分析を、米コーネル大の研究チームが3日付けの米科学誌サイエンスに発表した。」
との報道がありました。
これも人間による地球環境破壊の一つの結果ですね。



                                                   このページのトップへ

宇宙

『3D火プリンター 宇宙へ』
東京新聞 2014年9月22日

「NASAは21日、微小重力で作動するよう設計した初の3Dプリンターを、国際宇宙ステーションに向けて打ち上げた。」
との報道がありました。
故障した部品や必要な工具を宇宙空間で作る可能性を探るための実験用とのこと。
将来、メイド・イン・宇宙の商品もできるかも!





『火星に到着しマース』
東京新聞 2014年9月22日

「昨年11月の打ち上げから10カ月かけて約7億キロ以上の距離を飛行してきた。1年間かけて上層大気に含まれているガスやイオン成分を分析。」
との報道がありました。
NASAは2030年代に有人火星飛行を構想している由ですが、その前段階の探査が目的との事です。




『「週末は宇宙で」近づく』
東京新聞 2014年7月5日

「早ければ今年にも米国で民間企業による宇宙旅行が実現する。十年後にはスペースポート(宇宙港)から宇宙船が毎日飛び立つとの予測も。」
との報道がありました。
また、火星移住構想も現実味を帯びてきたとの由。
すごい話ですが、ハットさんには関係なさそうです。

                                                   このページのトップへ

兵器

『レーザー砲1発1ドル以下 新兵器 米艦船が配備』
東京新聞 2014年12月12日

「米CNNテレビなどによると、米海軍は11日までに最新レーザー兵器をペルシャ湾に展開する海軍艦船に配備したことを明らかにした。実戦で使用することもあるとしている。」
との報道がありました。
映画「スターウォーズ」の世界そのものの兵器が現実に配備されるようです。科学技術の発展は、人の役に立つこと、人を生かすことに活用されるべきことは論を待ちませんが、殺人兵器にもなることを直視しなければなりません。
戦争の形式も将来大きく変わってくる予感がします。
ゲームのように、シミュレーション戦争だけで勝敗が決まるのも良いかも??



                                                   このページのトップへ

原発事故その後

2011年3月11日、東日本大震災による地震と津波により発生した、東京電力福島第一原子力発電所の炉心溶融などの一連の放射性物質の飛散を伴った原子力事故そのものについては、事故後各種報道がなされていますが、我々人間以外の動植物に関して、その後どうなっているのかが気になります。
目に止まった気になる関連記事をご紹介します。

河川への影響

『セシウム蓄積』
東京新聞

・2016年12月2日
本年9月16日・17日の調査結果として、東京電力福島第一原発事故が及ぼした首都圏・東京湾への影響はどの程度なのかのレポートが掲載されました。「川を通じて新たな蓄積が続いている事実が見えてきた。」との記事でした。
海底下30㎝ほどまで、大きな濃度変化がなく、セシウム汚染された層の上に、上流から新たなセシウムが運ばれてきていることが確認されたとのこと。

・2016年4月14日
千葉、茨城県両県にまたがる水郷地帯の湖沼の放射性セシウムがどれほどたまっているかのレポートが掲載されました。
「水産庁がまとめたデータを見ると、手賀沼で捕れた銀ブナとウナギ、コイで食品基準(100ベクレル/キログラム)が超えていた。」との由。また、今年1月の調査では、手賀沼へ入る大堀川の上流の底土で、約6000ベクレル/キログラムが測定されたとのこと。





                                                   このページのトップへ

動物への影響

『被ばく牛』
東京新聞 

・2016年9月27日
「福島県の原発被災地に取り残された牛に関する調査の結果、被ばく牛の中に甲状腺肥大や牛白血病の感染拡大などが確認された。こうした症状が内部被ばくと因果関係を持つか否かを慎重に見極めるのが今後の作業」との記事がありました。
牛を解剖した結果、放射性セシウムは、食肉の部位の筋肉に集中する事がわかったこと、また、被ばく地の牧草を食べたのが原因と考えられる由。

・2016年5月16日
「低線量被ばくは動物の体にどんな影響を及ぼすか。岩手大、北里大などの研究者やボランティアでつくる研究チーム『原発事故被災動物と環境研究会』の面々がやってきた。」との記事がありました。
事故後、国は牛飼い農家に繁殖も販売もできなくなった牛たちを安楽死させるように指示したが、殺せないと拒否した農家が世話を続けてきた牛たちを対象に、国でも県でもない民間の研究チームの人々がすでに3年半も、調査を続いている由。




『福島 放射性物質多ほど ヤマメに貧血傾向』
東京新聞 2016年2月12日

「東京電力福島第一原発事故で影響を受けた家畜や野生動物をテーマにしたシンポジウムが11日、東京都文京区の東京大で開かれた。」との記事がありました。
福島県内の河川で採取した魚の調査で、筋肉中に含まれる放射性物質の量が多きヤマメに賓血傾向がみられたとの報告がありました。




『ツバメの巣にセシウム』
東京新聞 2015年5月27日

「東京電力福島第一原発事故後の2011年11月から翌年の3月までに採取した13都県のツバメの巣から放射線物質が検出されたことが、山階鳥類研究所(千葉県我孫子市)の調査で分かった。」
との記事がありました。
ツバメは泥やわらを使って巣を作るため、巣近くの土壌汚染を反映したとみられるとのこと。今後は繁殖への影響も調べられるとも。
地道なことですが、継続的な調査が続けられることを期待しています。



『福島ー残された動物たち』
東京新聞 2015年4月26日

「置き去りになっていた動物を撮影し続けている写真家、太田康介さんによる写真展が開かれる。」
との記事がありました。
人間は避難できましたが、ペットや家畜の多くが取り残されました。また、野生の動植物はまったく見向きもされていません。その後、どうなっているのか?
継続的な報道を期待したいところです。


『北関東で繁殖成功率低下 空間線量影響か?オオタカが危機』
東京新聞 2015年4月26日

「北関東に生息する、オオタカの繁殖成功率が低下していることが名古屋市立大の研究者とNPO法人オオタカ保護基金の調査で分かった。環境要因を統計的に解析した結果、空間線量が高まったことが主な要因と推測できるとしている。」、「オオタカは食物連鎖の頂点。餌を捕食したことで内部被ばくしたのかもしれない。外部被ばくした可能性もある。きちんとした調査が必要だ。」
との記事がありました。
食物連鎖の頂点に立つ、人間にも当然影響が心配されることろです。

                                                   このページのトップへ

植物への影響

『山菜食べる日常 遠く』
東京新聞 2016年7月7日

「東京電力福島第一原発事故で、政府は周辺地域の避難指示を次々と解除している。これらの地域では、かつて山菜を採って食べることが暮らしの一部になっていた。住民は避難先から帰って、山とかかわりの深い元の生活に戻れるのか。」との記事がありました。
来春避難解除される飯館村内で、今年5月に採取した山菜6種類の放射性セシウム濃度として、ひとまず食品基準を満たすのは、タラの芽とウドのみだった由。天ぷらやおひたしなどの調理をした場合、放射性セシウムの濃度は薄まる傾向にあるが、まだまだ食品基準を上回るとの結果だった由。
こんな状態で本当に避難解除されていいのか大いに疑問を感じます。


『農地、土中に汚染残留』
東京新聞 2016年4月28日

「福島の人たちの重要な生活基盤となる農地には、どの程度の影響が残っているのか。本紙は独自に避難指示区域やその周辺で、農地の土やそこで育った野菜の状況を調べた。」との記事がありました。
地表から深さ30㎝までの農地のどの土を採取し、放射性セシウムの分布状況を調べるととtもに、そこで育った野菜や山菜の濃度を調べた結果、農地にはかなりの放射性セシウム濃度が確認されたが、白菜や大根、ねぎなどでは1ベクレル未満だったとのこと。ただし、対策が実施されていない所や農地管理を怠った所では、チェルノブイリ同様、野生の川魚や山菜などを食べて内部被ばくする危険性が残っているとの警鐘をならしています。


『モミの木に成長以上』
東京新聞 2015年8月29日

「帰還困難区域となっている福島県大熊町と浪江町に山林に自生するモミの木で、幹が伸びない形態の異常が増えているとの調査結果を放射線医学総合研究所などの研究グループがまとめ、28日付けの英科学誌電子版に発表した。」との記事がありました。
事故翌年の2012年から13年に成長した部分で、幹が伸びない異常が多く発生していたとのことで、放射線が原因の一つである可能性を示しているとの事。




『納豆菌、被ばく田を救う』
東京新聞 2015年6月16日

「東京電力福島第一原発から約50キロの福島県二本松市にある農場で興味深い試みが始まっている。被ばくした農地からセシウムなどの放射性物質を取り出して浄化する。この実験の主役を担うのは、なんと、納豆菌である。」
との記事がありました。
現在、福島県産米は全て検査され安全基準を満たしているが、水田の土壌線量を計測するとまだ高い数値が検出される。環境省が行う除染作業がなかなか進まないなか、水田の早期原状回復に自分たちで取り組んでいる農家が試験的に試みているのが、今回紹介されたもの。この試みで、納豆菌は、田の土の多様性を高めているとの新たな発見もあった由。試みが成功することを祈ります。



『山菜 高濃度セシウム』
東京新聞 2015年6月7日

「本紙が飯館村の山で採取した山菜の放射線セシウム濃度を測ると、種類によってばらつきはあるものの、ほとんどが食品基準の濃度を超え、安心して食べるには程遠い現実があった。」
との記事がありました。
また、国は、宅地や農地を除染して住民の帰還を促そうとしているが、調査に同行した地元の方は、「村民にとって山は大切な生活圏。宅地や田畑を除染しただけでは暮らせない」と訴えている、とも。
根を浅く張る山菜ほど、腐葉土から放射性物質を吸収して濃縮する。すべての山菜が食べられないわけではないが、国が指定する出荷制限区域では採らないことが肝心と、調査に参加した独協医科大学准教授のコメントもありました。
原発事故被害の根深さを改めて感じた次第です。



                                                   このページのトップへ

環境・公害問題記事

目に止まった気になる関連記事をご紹介します。

海洋汚染

『マイクロプラスチックごみ』
東京新聞

・2016年7月18日
海洋ゴミの中でも分解して自然に変えることのないプラスチックごみをめぐる問題が近年、各国の調査研究で次々と明らかになってきた。
大きさが5ミリ以下のマイクロプラスチックは、ポリ塩化ビフェニール(PCB)などの有害物質を吸着し、回収は不可能で消滅することなく海中を漂い、世界の海域へ拡散している。魚や貝が食べる結果、有害物質が濃縮され、食物連鎖を通じて生態系に悪影響を及ぼすことが懸念されているとのこと。
東京農工大の高田秀重教授らの調査では、東京湾で捕れたカタクシイワシの80%近くの内臓からマイクロプラスチックが検出されている由で、目に見えない危険が迫っているようです。

・2017年9月6日
京都大学の田中周平准教授らがまとめた2016年10月~12月に調査した結果では、マイクロプラスチックを体内に取り込んだ魚が、東京湾や大阪湾、琵琶湖などの国内の広い範囲で確認され、調査した魚全体の40%に上ったとのこと。
東京湾で約80%、大阪湾で約50%、女川湾で約40%のカタクチイワシやマイワシで確認された由。
まだ汚染の全体像が定かではないだけに、行政はその対策が何もできていない様です。将来どうなるのでしょうか!!



                                                   このページのトップへ

   本サイト掲載の記事・写真の無断転載・引用を禁じます。
Copyright © 2017 "Hattosan" All Rights Reserved
inserted by FC2 system