要旨
健康こそ生活の基本である。
健康であってはじめて健全な、ゆとりのある考えが生まれ、他人のことにも思いを馳せることができる。
だから、極論すれば、洋の東西を問わず、健康な人間が増えれば増えるほど、やがては世界の平和に通ずる道といえるのではないだろうか。
その健康は、だまって待っていても、やってくるものではない。他人から与えられるものではなくて、自分自身がつくっていくものである。「自力更生」という言葉もある。自分で、たゆまず、日々繰り返し積み重ねてこそ得られるものである。あわてず、あせらずに励むことがたいせつであると説かれている。
また、楊名時太極拳の目ざすところは、「健康・友好・平和(和平)」というスローガンに示されている。
本書中、中国の格言を日本人に分かり易く説明されている。また、楊名時先生の人生哲学を示している。 |
著 者:楊 名時 発行所:有限会社楊名時 太極拳事務所
03-3259-8590
発 行:1989年12月
(復刻2001年1月1日)
0075-500610-7368
現在、絶版のようです。 |