2014年10月
★自家用車の入れ替え手続き(名義変更)
使用している自家用車を売却し、友人からもらい受けた車に入れ替えることになったため、自力で諸手続きを行ってみました。
1.今まで使っていた車の売却
我家では、1台の車しか使えないので、入替ることになります。先ずは、入れるスペース作りからです。
1)査定照会
車を購入したメーカーディーラーから提示された下取り価格にチョット不満があったこともあり、インターネットの一括査定サイトを利用してどの位の価値があるものか確認してみました。
パソコンの登録画面で情報入力・登録した直後から、買い取り会社からの電話攻撃を受けました。各社の反応の速さにビックリです。
軽い気持ちで、メールでの査定結果連絡が簡単に頂けるものと勝手に考えていましたが、そもそも、査定するには、現物を見なければまともな答えは出せないはずですので、当方の考えが甘かったと反省せざるおえませんでした。
・・・・ 一括査定サイトの利用には、注意が必要なこと実感しました。
取り敢えず、対応の良かった数社に限って現物を見てもらうことにしました。
2)査定
買い取り会社さんの査定の仕方は、
・車の種類、型式、年数毎の標準査定価格表があり、それを基準として、走行距離や車の状況、人気車種か否か等々の市場動向が大きく査定に影響するようです。
・車の確認点検の仕方は、おおむね各社とも同じでした。車の塗装状況を確認する方法として面白かったのは、ボンネットやドアのエッジ部の塗装の状況を指で触って確認することでした。また、車の下に頭を入れて、底の状況を確認していました。
・会話の中では、売る理由や、希望金額を異口同音に聞いていました。
・査定金額の出し方としては、確認結果を価格決定権のある部門に連絡し、1~2日後に連絡いただけるパターンが主体ですが、中には、その場で指値する方もいます。
・・・今回の経験では、数社を個別に査定していただきましたが、一度にお集まりいただき査定いただく方が良かったかもしれないと感じた次第です。
3)売却契約
価格に折り合いがついたところで、契約書を取り交わしました。
今回、事前に提案されたメーカーディーラーの査定価格より有利な条件で契約することができました。
なお、査定金額の連絡が約束の期限後、契約を決めた後から入ったある買い取り会社の査定金額が一番良かったのが、何とも残念でした。
4)引き渡し
引き渡し当日までに、必要書類を一式準備し、受け取りに来られた人に個々に確認して、車と一緒に引き渡しました。
<引き渡し書類>①車検証、②自賠責保険証明書、③印鑑証明書(2通)、
④リサイクル券、⑤委任状、⑥譲渡証、
⑦自動車税還付委任状、⑧自動車納税証明書
買い取り会社さんからは、「車輌・書類お預かり証」をいただきました。
2.車庫証明
新しい車の受け入れの為に、新たに車庫証明を入手しておく必要があります。
1)申請用紙
警察署に申請用紙をいただきにいってきました。
①申請書:インターネットで入手できるPDF版とは異なりノーカーボン紙の複写用紙で、2枚目には印紙を貼るスペース枠が印刷されていました。
用紙としては、以下の2種類がワンセットとなっています。
・自動車保管場所証明申請書
(1枚目:運輸支局提出用、2枚目:コピー・収入印紙貼付枠あり)
・保管場所標章交付申請書
(3枚目:保管用、4枚目」コピー・収入印紙貼付枠あり)
②自認書:保管場所使用権原疎明書面
③保管場所の所在図・配置図
既存車庫証明の証書番号を申請すれば、所在図の省略は可能とのことですが、配置図は必要となるとのことなので、提出をご指導いただきました。
2)手続き期間
申請してから新しい証明の発行には、平日で中二日が必要でした。
3)費用
申請時、証明書発行手数料として 2,200円 が必要でした。
また、証明書受領時、シール代 500円 が必要でした。
3.名義変更
新しい車を受け取ってから、いよいよ名義の変更作業です。柏を所管する野田の運輸支局へ行ってきました。
1)必要な申請書類
以下の必要な書類が揃ったところで、申請手続きです。
<必要書類>
①印鑑証明(申請用:旧所有者分と自分の分)、 ②車庫証明(新しい車の分)、
③譲渡証明書、 ④委任状(申請用)、 ⑤車検証(旧所有者のもの)、
⑥自動車税納税証明書(本年度分)、⑦自賠責保険証明書(本年度分)、
⑧自動車リサイクル券、
・以下は、運輸支局で入手する資料です。
➈手数料納付書、 ⑩申請書、 ⑪自動車税自動車取得税申請書
2)ナンバープレートの変更
今回、運輸局の所管が変わるため、ナンバーを変更することになります。
そのため、「希望ナンバープレート」システムで自分の好きな番号にすることにしました。
・希望ナンバープレート
インターネットで事前に希望番号を申し込みました。
申込み後、4,200円の入金指示のメールが届き、その指定銀行へ早速入金。
翌日、ナンバーセンターから入金確認メールと希望した番号がとれたとの連絡が届きました。
受取期限が一ヶ月間となっているのでその期間内に名義変更手続きを行う必要があります。
また、受け取りには、予約確認のための二次元バーコードを事前に印刷しておく必要があります。
3)手続き
運輸支局へ車を持ち込み、申請後、ナンバーの入替まで行います。
a.用紙の入手: C館
先ずは、印紙・用紙窓口で、用紙を購入します。
窓口で、「名義変更する用紙をお願いします」と伝えたら、以下の用紙を出してくれ、520円とのことでした。
①手数料納付書・・・登録手数料の500円の印紙を貼った用紙をいただきました。
②申請書・・・この用紙が20円の有料用紙です。
③自動車取得税・自動車税申告書・・・ノーカーボン紙の2枚綴り用紙です。
b.申請用紙への記入
手数料納付書、申請書へ記入します。
申請書については、全て鉛筆での記入をするようご指示がありました。
申請人の新所有者、使用者欄への押印は、実印が必要です。
c.希望ナンバープレート予約済証の入手: C館
インターネットで事前に申し込みした際の二次元バーコードをナンバー窓口に提出すると、「予約済証」を発行してくれました。
d.申請: A館
申請窓口に、資料一式(申請書・手数料納付書・予約済証)を提出します。
待つこと暫し、新しい「車検証」が発行されました。
e.自動車取得税・自動車税申請書の提出: C館
新しい車検証を見ながら所定事項を記入し、窓口へ提出すると、記載内容をチェックしてくれて、2枚目(コピー)に受付印を押してくれて、終了です。
来年度から、間違いなく税金納付書が送られてくるとのことでした。
f.既ナンバープレートの返却と新ナンバープレートの受け取り: C館
現在取り付けられているナンバープレートを自分で取り外します。
封函のついたネジも力ずくで外し、ナンバー窓口へ持参します。
そして、予約済証を提出して新しいナンバープレートと取付ボルトを受け取ります。
g.新しいナンバープレートの取付と封函: 取付場
新しいナンバープレートを自分で車に取り付けます。
取付が終わったあたりで、係員さんがやってきて、ボンネットを開けてくださいと言われるのでそのように。車台番号を確認し、最後に封函をしてくれます。
以上で、名義変更・ナンバー変更は、終了となりました。
4.ETC装置の再セットアップ
ナンバープレートが変わったため、ETCの再セットアップが必要になりました。
セットアップは個人には認められていないため、指定業者へ車を持ち込み作業をお願いしました。 30分程で作業は完了でした。手数料は、2,700円でした。
これにて入替作業は、全て完了しました。
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車庫証明
C館
C館:用紙・印紙窓口
手数料納付書
申請書
予約済証
税申告書
A館
A館:申請窓口
C館:税金窓口
C館:ナンバー窓口
ナンバープレート取付場
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